光毒性について

ベルガモットやグレープフルーツなど、柑橘系の精油を肌に付けると、紫外線に当たることにより色素沈着や炎症反応などの皮膚刺激を起こします。これは、柑橘系の果皮から圧搾して得られた精油に含まれるベルガプテンなどのフロクマリン類が反応するために起こります。なので、フロクマリン類の含まれないオレンジスイートやマンダリンは大丈夫です。また、柑橘系のような香りのするレモングラスやベルガモットミントは、柑橘系の果皮から取れる精油ではありませんので、もちろん、光毒性はありません。精油は0.1%以下に濃度を薄めて使用しますので、紫外線にあたっても、すぐに色素沈着や炎症反応が起こることは、ほとんどありません。しかし、念のため、ベルガモットなどフロクマリン類を含む精油の香りをお肌に使用したいとお考えの方は、紫外線が弱まり始める夕方以降に使用し、肌の露出を避けるなどの工夫をされると良いでしょう。柑橘系の精油は、体に蓄積したり、神経毒性のある成分を含まない、非常に安全性の高い精油のため、皮膚刺激さえ気を付ければ、妊婦さんや、お子様にも安心して使えるものです。柑橘系の香りは嫌いな人があまりいない、とても使いやすい香りでもあります。

はりきゅうアロマのおがわ.2015年4月~12月

『小児はりでみんな笑顔に!札幌市西区はりきゅうアロマのおがわ.』 開業前の2015年4月から、Webサイトへブログを移行する2015年12月までのブログを保存しました。 記事が新しく更新されることはないかと思います。 Webサイトのブログ、またはアメブロをご覧ください。

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