皮膚感作について

刺激物との接触が続けて起こると、同じ刺激物に対して感受性が高くなり、湿疹・吹き出物・水疱・かゆみを引き起こすことがあります。これを皮膚感作と言います。精油も、人間の体の構成物質ではないので、皮膚についたり、体内に入れば刺激物となります。同じ精油を使い続けていると、体内に同じ成分が入ってくることによって、体が特定の成分=抗原に対して感じやすい状態になり、抗体を作ってしまいます。皮膚に塗られた精油成分が抗原となり、体内で抗体が作られることにより、精油成分でアレルギーを起こします。皮膚や呼吸から体内に入った精油成分は、肝臓で解毒され、尿として排出されていきますが、この代謝のスピードに見合っていない量の成分が体内に入ってくると、感作を起こしやすくなります。毎日、同じ精油を高濃度で使い続けていると感作を起こすことがあります。重篤な肝臓疾患、泌尿器系疾患を持っている方は、体内に入った精油成分をうまく代謝することができません。アロマトリートメントは避けた方が安全です。精油は植物から抽出された天然成分です。花粉症やかぶれなどと同じく、アレルギーを起こすことも十分に考えられます。心配な方はパッチテストをされた方が安全です。

はりきゅうアロマのおがわ.2015年4月~12月

『小児はりでみんな笑顔に!札幌市西区はりきゅうアロマのおがわ.』 開業前の2015年4月から、Webサイトへブログを移行する2015年12月までのブログを保存しました。 記事が新しく更新されることはないかと思います。 Webサイトのブログ、またはアメブロをご覧ください。

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