鍼灸治療を受ける―サロンに行くということ①
『なぜ、鍼灸治療を受けに行くのか?』
自分でも鍼が刺せる。
養生法も知っている。
わざわざ時間とお金をかけて治療を受けに行かなくったっていいじゃない。
それでも、定期的に鍼灸治療を受けに行って、自己メンテナンスしている鍼灸ファンの一人として、鍼灸治療を受けに行くということはどういうことなのか、書いてみようと思います。
サロンに行くということ①
「鍼灸師」とよく言われますが、正確には「はり師」「きゅう師」という別々の資格です。
養成課程のある専門学校で、東洋医学や鍼の刺し方、灸のすえ方だけではなく、現代医学も学びます。(というか、授業内容はほとんど現代医学で、習う東洋医学なんて、臨床で使えるのかよ?!…って程度の内容ですが)
毎年2月末に行われる国家試験に合格し、登録すると厚生労働大臣の名前が入った免状がもらえます。
これで、初めて鍼灸師として業が行えるのです。
(↑ちょっとの講習を受けてもらえる民間資格ではないんですね~。たまに一緒にされますが)
業として行う時は、治療院を構えるにも、往診専門でやるにも、保健所へ開設届を提出しなければなりませんが。
つまり、医療系の専門家なのです。
(実家へ帰ると、近くに『手もみ 女性リンパ』だなんて、なんじゃそりゃー?!な手書きの看板が出ているところがあるのですが、そういうのは保健所への届では不要です。法律の規制がないので、効果効能も書きたい放題)
じゃぁ~、何か症状が無ければ治療に行っちゃいけないの?
かというと、そういうわけではありません。
むしろ、
病院へ行くほどではないんだけど、なんか調子悪い。
病気の予防に。
定期的な自己メンテナンスに。
どんどん活用していただきたいと思っています。
病気やケガになる前に、鍼灸院通いをしている方が、症状の悪化を防ぐことができます。
調子よく毎日を過ごすことができます。
「鍼灸院=肩こり腰痛治療」
と思われがちですが、肩こりだって放っておくと、頭痛・めまい・耳鳴り・高血圧・顔面麻痺・不眠症・吐き気・腕の痺れ…などの原因になります。
肩こりの原因に胃腸や循環器系の不調が隠れている場合もあります。
数年前に「腰痛の原因の大半は心因性」という新聞記事がありましたが、この心因性の不調は鍼灸でも治療できます。
その人その人の肩こり、腰痛の原因を探れるのは鍼灸師だからこそです。
私も、勉強会でお世話になっている先生に治療してもらうと「この肩こりは胃腸から来てるのかな~」と言われました。毎回ナソ治療をしていただいています。
(↑気になる方は、治療しに来てくださいね~。小川も必要に応じて“ナソ治療”使います)
治療できるのに、なぜ治療をしてもらいに行くのか?
手が届かない。変な体勢になる。…まぁ…そういう理由もあります( ̄ー ̄;
治療してもらった方が、自分で治療するより断然気持ちいい。←そりゃそーだ。
しかも、体のプロに任せるのは安心。
そして、何より自分の調子の悪いところに気付かされます。
自分の不調に気付く。
これだけで治療目的の大半は達成されるとも言われています。
脳が不調を不調をしてきちんと認識する。
すると人が本来持っている恒常性が働き、治そうとするんですね。
不調を見つけてくれた治療家さんはその不調を治そうとしてくれるし、日常生活でのアドバイスや再発予防なども教えてくれる。
自分の体について思い込みをしている人も多いです。
舌が真っ赤なのに、自分は冷え症と思い込んでいる人。
むくんでいるのに、自分は飲む水分量が少ないと思い込んでいる人。
どこも悪くないと言いながら、血色の悪い足の筋肉がピクピク痙攣している人。
いろいろな思い込みをして、間違ったケアをしている人…。
そういった思い込みを捨てて、自分の体の状態を正しく把握するためにも、第三者である鍼灸師に診てもらうのは意味があります。
実は、病院のお医者さんや看護師さんがけっこう鍼灸院に通ってメンテナンスをされています。
大晦日に当直なんだけど、患者さんがいっぱい来そうだから。
インフルエンザで忙しくなる前に。
定期的に鍼灸院通いしているんだけど、今回は美容鍼に。
↑この例は私が学生時代に実際に聞いた話
体や病気のことに詳しく、治療法を知っている医療機関の人でも、自己メンテナンスと病気予防のために鍼灸院へ通うんです。
鍼灸治療に通う。
通って病気を未然に防ぐ。
それができるんだということを知らなくてもいいですか?
サロンに行くということ①
・体のプロの自分の体をまかせる。
・自分の不調を知る。
・自分の体に対する思い込みを捨てる。
ということです。
ちゃんと体を診れる、自分に合った鍼灸師を見つけて、自分の健康を守るために鍼灸院を活用してください。
なにも、『はりきゅうアロマのおがわ.』じゃなくてもいいんです。
自分が安心できるところ、自分の体を任せられるところを。
自分でも鍼が刺せる。
養生法も知っている。
わざわざ時間とお金をかけて治療を受けに行かなくったっていいじゃない。
それでも、定期的に鍼灸治療を受けに行って、自己メンテナンスしている鍼灸ファンの一人として、鍼灸治療を受けに行くということはどういうことなのか、書いてみようと思います。
サロンに行くということ①
「鍼灸師」とよく言われますが、正確には「はり師」「きゅう師」という別々の資格です。
養成課程のある専門学校で、東洋医学や鍼の刺し方、灸のすえ方だけではなく、現代医学も学びます。(というか、授業内容はほとんど現代医学で、習う東洋医学なんて、臨床で使えるのかよ?!…って程度の内容ですが)
毎年2月末に行われる国家試験に合格し、登録すると厚生労働大臣の名前が入った免状がもらえます。
これで、初めて鍼灸師として業が行えるのです。
(↑ちょっとの講習を受けてもらえる民間資格ではないんですね~。たまに一緒にされますが)
業として行う時は、治療院を構えるにも、往診専門でやるにも、保健所へ開設届を提出しなければなりませんが。
つまり、医療系の専門家なのです。
(実家へ帰ると、近くに『手もみ 女性リンパ』だなんて、なんじゃそりゃー?!な手書きの看板が出ているところがあるのですが、そういうのは保健所への届では不要です。法律の規制がないので、効果効能も書きたい放題)
じゃぁ~、何か症状が無ければ治療に行っちゃいけないの?
かというと、そういうわけではありません。
むしろ、
病院へ行くほどではないんだけど、なんか調子悪い。
病気の予防に。
定期的な自己メンテナンスに。
どんどん活用していただきたいと思っています。
病気やケガになる前に、鍼灸院通いをしている方が、症状の悪化を防ぐことができます。
調子よく毎日を過ごすことができます。
「鍼灸院=肩こり腰痛治療」
と思われがちですが、肩こりだって放っておくと、頭痛・めまい・耳鳴り・高血圧・顔面麻痺・不眠症・吐き気・腕の痺れ…などの原因になります。
肩こりの原因に胃腸や循環器系の不調が隠れている場合もあります。
数年前に「腰痛の原因の大半は心因性」という新聞記事がありましたが、この心因性の不調は鍼灸でも治療できます。
その人その人の肩こり、腰痛の原因を探れるのは鍼灸師だからこそです。
私も、勉強会でお世話になっている先生に治療してもらうと「この肩こりは胃腸から来てるのかな~」と言われました。毎回ナソ治療をしていただいています。
(↑気になる方は、治療しに来てくださいね~。小川も必要に応じて“ナソ治療”使います)
治療できるのに、なぜ治療をしてもらいに行くのか?
手が届かない。変な体勢になる。…まぁ…そういう理由もあります( ̄ー ̄;
治療してもらった方が、自分で治療するより断然気持ちいい。←そりゃそーだ。
しかも、体のプロに任せるのは安心。
そして、何より自分の調子の悪いところに気付かされます。
自分の不調に気付く。
これだけで治療目的の大半は達成されるとも言われています。
脳が不調を不調をしてきちんと認識する。
すると人が本来持っている恒常性が働き、治そうとするんですね。
不調を見つけてくれた治療家さんはその不調を治そうとしてくれるし、日常生活でのアドバイスや再発予防なども教えてくれる。
自分の体について思い込みをしている人も多いです。
舌が真っ赤なのに、自分は冷え症と思い込んでいる人。
むくんでいるのに、自分は飲む水分量が少ないと思い込んでいる人。
どこも悪くないと言いながら、血色の悪い足の筋肉がピクピク痙攣している人。
いろいろな思い込みをして、間違ったケアをしている人…。
そういった思い込みを捨てて、自分の体の状態を正しく把握するためにも、第三者である鍼灸師に診てもらうのは意味があります。
実は、病院のお医者さんや看護師さんがけっこう鍼灸院に通ってメンテナンスをされています。
大晦日に当直なんだけど、患者さんがいっぱい来そうだから。
インフルエンザで忙しくなる前に。
定期的に鍼灸院通いしているんだけど、今回は美容鍼に。
↑この例は私が学生時代に実際に聞いた話
体や病気のことに詳しく、治療法を知っている医療機関の人でも、自己メンテナンスと病気予防のために鍼灸院へ通うんです。
鍼灸治療に通う。
通って病気を未然に防ぐ。
それができるんだということを知らなくてもいいですか?
サロンに行くということ①
・体のプロの自分の体をまかせる。
・自分の不調を知る。
・自分の体に対する思い込みを捨てる。
ということです。
ちゃんと体を診れる、自分に合った鍼灸師を見つけて、自分の健康を守るために鍼灸院を活用してください。
なにも、『はりきゅうアロマのおがわ.』じゃなくてもいいんです。
自分が安心できるところ、自分の体を任せられるところを。
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